オーダーメイド事例

　出産を機に、新居を探し始めたＯさま。奥さまの実兄ご家族が和建設の「ビ・ウェル」に住まわれていることもあり、内装も間取りも自由設計できるオーダーメイドマンションの魅力を実感されていたそうです。　
　「子どもと過ごす時間を大切にしたい」という思いから、ベースプランの３ＬＤＫはそのままに、子育ても家事もしやすい住まいへとカスタマイズ。そのひとつが、壁で隔てられていたＬＤＫ横の洋室を、引き戸で開閉できる和室へと変えた点です。

　「日中は子どもの遊び場になり、キッチンやダイニングからでも見守れる安心感が嬉しいですね。子どもが小さいうちは、ここに親子３人で就寝。移動も寝かしつけもラクチンで、本当に助かっています。廊下とＬＤＫのそれぞれに扉を設け、回遊できる動線にしたのもこだわりです。ここを子どもがぐるぐると回って遊ぶこともよくあるんですよ。僕自身にとって和室は、ごろっとできるくつろぎの場。マルチに使える空間に大満足しています」（ご主人）

　工夫の数々はＬＤＫにも。たとえばキッチンカウンターは、パソコンやノートを広げられるように標準より奥行きを延長。それに合わせてコンセントも増設しました。
　「ここで主人が仕事をすることもありますが、子どもが成長したらスタディスペースとして活用予定。料理をしながらでも目が行き届き、会話も楽しめそうですよね」（奥さま）
　ほかにも、ベランダにスロップシンクを設けてプール遊びができるようにしたり、センタードアを引き戸に変えてお子さまが指詰めしないように配慮したりと、こまかな部分までを自由設計していきました。

　「なかでもこだわったのが収納です。キッチン横には壁面収納を造作し、日用品や資料といった日々使う細々としたものは、まとめてここへ。洋室の納戸は、キャンプギアの重さに耐えられるように棚板を厚く変更。テレビ上や柱の凹凸で生まれたデッドスペースは、収納に変えて有効活用。おかげで家の中がすっきり片付いています」（奥さま）

　子育ても家事も楽しめる工夫を凝らしたＯさまの住まい。住み始めて気持ちに変化が生まれたそうです。
「窓からの景色を楽しむようになりました。目覚めたら、窓一面に青空が広がる日もあって、それが本当に気持ち良くて。子どものためにも、自分たちのためにも、ここに早く住み始めて本当によかった。理想の住まいでのびのびと子育てを楽しんでいます」と笑顔で話すご夫婦の様子が、ゆとりある暮らしを現しているようでした。